詠ってみたり
日記から詩を抜粋してみたり

灯火

望まれて燈されるべき光
望んでも燈すことさえできないこともある中
それを消す私

聞こえてくる音が痛い
木漏れ日のようにさす光が痛い

ねぇ、どうして消してしまうの?

燈し続けることが幸せとも限らない
でも

降り注ぐセイロンというコトバは
私を
滅多刺しにする

全てが赤く染まってしまえばいいのに
すべて黒く沈んでしまえばいいのに
全部白く消え去ってしまえばいいのに
すべてが青さで隠れてしまえばいいのに

スイッチが入ったように襲う記憶
不安
疑心・・・

そんな灯火なら
消してあげる
ねぇ?


あの時つなぎとめていた足枷は
まだ外れていないみたい・・・
傷ばかり広がって

見上げた水面に憧れて
頑張ってみた
苦しかった、痛かった
それさえも、貴女は幻想だというの?

でも、一度知ってしまったぬくもりは
未だに私を苦しめる
まだ何も知らないあのころに戻りたくはない
でも、このまま、錘だけを抱えているのも・・・

海面に近づけば近づくほど
水圧に耐えられなくなった私の心は
どこからともなく内側から壊れていく
枷は錆付いて私を傷つけるばかり、外れない枷
前にも増して
錘と枷の数は増えているみたい

どうせなら
全て壊して・・・
貴女の手で
記憶

私を殺して
あなたの中から 私が消えてしまうくらいなら
私を殺すことであなたの中に一生残ることができるなら
私を殺して

ただ通過してしまうのは嫌
振り向いて欲しい
でも
かなわない夢

あなたが、私に殺意を抱いてくれて
ちょっと嬉しい
だって
少なからず 興味を抱いてくれたんだもの

あなたの中の消えない傷になれるのなら
私を
殺して
道化師

日々を過ごす
あたかも、それが真実であるように
でも
その日々は
本当のものなの?

何かを演じているだけ?
何かを求めている振りをしているだけ?
分からない
なにも
ワカラナイ

私は道化師?
自分を演じているだけの道化師?

自分って何?
この想いはどこに向かうの?
鏡越しの虚像でしかないの?

その目は誰を見てるの?
今日も、ただ
宙吊りになって
踊りつづけているだけの私

そして
待つというとこ

待っている
ひたすらに待っている。
何を
ナニを・・・

時間が
私を取り巻く時間が
過ぎていく
本当に?
それすらも
虚偽の塊でしかないように感じる
周りを見渡せば
目に映るすべてのものに意味が感じられなくなる
だから

私は待つ
何を待っているのか・・・
そんなもの
わかっているはず
では何を
何を

人を?
機会を?
わからない
だから、私はこうして
まとわりつくような
秋の寒空
月の下で
待ちつづけているのかもしれない・・・
シ reverce
『光』

沈んでしまった体にも
どんなに深く沈んでいるかもしれない体にも
光だけは届いている
こんな所へは、光は届くはずもないと思っていたのに…
その光だけは、あなたを照らしている
温かい一筋の光が…

どんな足枷も時がくれば朽ちていく
どんなに周囲に押しつぶされそうになっても
いつか枷は朽ちてゆく…
その瞬間の身軽さは必ず訪れるもの
急浮上には気をつけて
嬉しさのあまり見失ってしまうものがあるかもしれない
慎重に…でも力強く…
自分が開放されていく

今が最高の深みだとしても
あがくのはやめよう
あがけば、あがくほど、枷がくいこんでゆく…
痛みも倍増してしまう
苦痛が倍増してしまう

光は決して途絶えることは無い
見えなくなったとしたら
方向を見失っただけ…
大丈夫
あなたは光に照らされている
温かい光があなたを見守っている…


時間の流れ
水の流れ・・・

私は取り残されてしまったのだろうか
いつのまにかついてた、自分の足の足枷
自分でつけたのか、他人につけられたのかさえ
今の私にはわからない
そんな事はどうだっていいこと、ただ、今そこに
自分があるだけ

そう、
最初はどうでもいいと思った・・・
だから、足枷の重さに任せて沈んでいったんだ
海面を見ようなんて努力すらしなかった
周りなんてどうでもよかった
ただ、ただ側に温かみがあるだけで
だから沈んでいくときの水圧の重さ何て苦にはならなかった。

でも、それも流れに任せていってしまった
自分にはこの足枷があるからそこに沈んだまま・・・
ふと、見上げた海面がきれいで、懐かしくて
そこにいってみたいと思った。
でも、私の体は深海の水圧に慣れてしまっていて、
浮上しようとするたびに体に激痛が走る。
足枷もいつのまにか重みを増していて・・・

だから、今は、ただ、この深海であの煌めく
水面を眺めるだけ。
痛いのはもう嫌だから。
きっと、きっと私はここよりも深い
光が見えない場所に落ちていくのかも知れない
光が光であることすら感じなくなるのかもしれない。
私が私である限り・・・


あめ

アメ

私はいま何処にいるのか
ここ?
あの音だけが
私の存在の在り処を示してくれる。


幸せな音
このまま汚れた私の手を
全てを洗い流してくれる
この確かな音だけが・・・

軽く体温を奪っていく雨
ぬるい風が心地いい
そしてあの川の濁流のように
私をどこかへと運んではくれないだろうか

この居場所のない
流れていくだけの時間の中から
連れ去ってはくれないだろうか

空から堕ちて来るそれは
あの枯れた湖の湖底を見えなくしてくれる
でも
汚れた湖水はいつになっても
けしてきれいになることはない
だって

私は汚れてしまったから
降って来るそれも
きっと私色に汚れていく

だから私は願う
この汚れた湖水が
またいつかあの時のように
澱みなく湛えることを

でも
私は知らない
あの湖面から
光が消えた日を
確かに輝いていたあの日を


鈍く澱む湖面を見ながら
雨を見る
いつか私にもこの雨に
癒されるときが来る

きっと・・・
二人

闇に飲まれそうな僕の心は
無機質な世界を嘲笑うことによって
救われたような錯覚に堕ちた

有り余る愛を無視して
足りないと嘆くのは
きっと自分が幸せすぎるせいなんだろう

朽ちてゆく体は
時の流れを嘆くことによって
当たり前のような錯覚に堕ちた

春の日差しを
辛く感じるのは
自分の視野が狭いせいなんだろう

僕のひび割れた心に
あなたの想いはセツナク響いて
崩れ行く価値観は儚くも自分の叫びと消え
今をイキルノニ喜びも悲しみも
目を背けたい自分がイル

フタリノ昼を馬鹿げた笑いで過ごし
ヒトリノ夜を虚無ですごし
無常にも流れ行く時に
憎しみを抱きながらも目をそむけ

コワレソウナココロと
朽ちてゆく身体と
過ぎ去った後悔と
手に持ちきれない幸せを抱き
吹きすさぶ時と言う名の
カゼノ中を

虚ろな目で僕は歩いてゆく
遙かな未来へと続く道を
カケラ

街ですれ違う人々の群れは
黒い風となって
ボクの影を闇へと誘う

無機質なコンクリートのジャングルは
白く冷たい風となって
僕の心を黄泉へと誘う

僕の心を奪った君は
傀儡師となって見えない糸で
ボクのタマシイヲ操る

僕の目の前に伸びる
見えない道は僕をどこに導くのか
きっと僕の前に道はないし
ボクの後ろにも道はできないんだね

ヤミに誘われた僕の影も
黄泉へ向かった僕のココロも
君に操られた僕のタマシイモ
ボクしか愛せないし
僕しか知らない

そのかけらを抱えつつ
道なき道を行く
僕の歩んだ証しは
道無き道に零れ落ちた
ボクのカケラと僕の記憶だけ

いつか誰かが僕を追いかけてくることがあったら
僕のかけらを見つけて拾い集めてください
できればそれを抱きしめてください
きっと君の後ろに道ができる
君の前には道が無くても
モントーヤ(ハナモゲラ) by SUZAKU 02.4.19

今日のピータンはモントーヤ
亀は鶴に月のうらなる叙情詩もどき
開脚前転はむなしくも草花
あのボウリングの玉は今日も昨日もハナモゲラ
碧太陽

あの碧太陽の下で僕は生きていた。
あの空が銀に染まるとき
あの金色の月が姿を現す。
そう、この世の果てで・・・
黄昏

この昏い黄昏の中にそれはいる。
そして、それは考える。
この騒音の中の静寂・・・
イキテゆくには眩しすぎる。
それは望む
この昏い空がいつかその全てを飲み込む
混沌へと変わることを
ソラはいっそうと悲しみをたたえ
それを優しく抱きこんでいく。

        さようなら
by SUZAKU 02.4.20

米は多難だよ。プロ割ったからね。
下卑た快感 by SUZAKU 02.4.28

ふと思う

女A「お肉とりすぎだよぉ」
女B「そんなことないよぉ」

数年後

男「お前感じすぎだよ。」
女「・・・そんなことないよぉ。。。」

下卑た快感。

道端でとある人間が思ふ

あんなおとなしそうな女の子も
入れられたらよがるんだろうか?

下卑た快感に浸る人間がそこにある。
by SUZAKU 02.5.04
パソコンはフォーマットできても
人生はフォーマットできないから
注意しなさい。
朝焼け

ある朝焼けの中で
僕は失ったものに涙を流した
でもそれは一瞬の蜃気楼
すべては朝焼けの中で始まり
朝焼けの中で終わるのだろう
白いヒカリのナカで、僕はまた
誰もいない春を待つ

季節は巡り
春が過ぎ、夏が過ぎて
朝焼けの色が変わっても
僕の心の中の光は変わらない
僕はきっと、
カケガエノを失い
カケガエノないもの得たんだね

それが何であるのかは
めくるめく時が教えてくれる。
僕は無を知って、無を忘れた
きっとあなたもそうなんだろう。

季節はまた巡る、
僕たちのココロなんか知らないように
時はまためぐる。
僕たちをワスレタかのように

伝えたいことがある。
心から・・・ココロから・・・


傷ついた翼で
ぼくは羽ばたこうとした
その日のソラは
すきとおるような蒼さだった

飛び立てない者たちは
僕だけではなかった
そんな彼らさえ
今の僕にはまぶしすぎる存在

君は言った
無理して飛ばなくてもいいのに
飛ぶのがいやなら
飛ばなくたっていいのに

僕は地平線を見るのがイヤだった
ボクの足元には
大地という名のユウゲンな足枷が
まとわりついていた
なぜツバサを持たないものたちが
あんなに羽ばたけるのだろう・・・

さぁ、飛び立とう
羽の折れた翼で
君も僕も
いつでも飛び立てるのさ

さぁ、羽ばたこう
傷ついた心で
君も僕も今よりも明日
明日よりも更なる未来へ
きっと羽ばたいて飛び立ってゆけるさ
きっと・・・
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